あなたは、このサイトに辿り着く前に、他の英会話サイトへ立ち寄ったかもしれませんね。最近英会話サイトもずいぶん増えました。英会話の勉強法について解説しているサイトもあれば、英会話教材のレビューをメインにしたサイトも多数存在してます。
今回は、私がそうしたレビューサイトを見て思ったことをいくつか書いてみます。
そして、それらを踏まえて、いくつかアドバイスをさせて頂こうと思います。
レビューサイトの多くが、十分な判断基準を提供していないという事実
試しになにか気になる英会話教材の名前を検索窓に打ち込んで、出てきた検索結果を5・6ページ分見てみてください。
どうですか?
もちろん全てのサイトではありませんが、私がそれらの多くを覗いてみて感じるのは、
なんだか表面的な紹介レビューばかりだなということです。
誤解を恐れずに言ってしまうと、非常に中身が薄いサイトが多いなあという印象を受けます。
言い換えれば、この人はホントに分かっているのかなという印象を受けるサイト、そういうものがたくさん出てきます。
どういうことか?
実際に教材を使っていないことが窺い知れるのです。
それだけならまだいいんです。
英語自体どの程度学んでいるのか疑問に感じるケースも多いんですね。
よく見て頂くと分かりますが、
多くが、商品のセールスレターをなぞり、そしておススメです!と言っているだけです。
はっきり言ってそんなものはレビューでもなんでもありません。
内容の薄さや自信の無さを隠すために、ラインマーカーや顔文字やエクスクラメーションマークを多用していたりするのも典型的なパターンです。
おススメするのはある意味当然です。
教材を購入してもらうと紹介料が入りますからね。なにかの教材について、初級編より中級編をお勧めしている場合、そちらを買ってもらった方が高い報酬を得られるからという理由だったりします。また、教材をランキング形式で紹介していることもありますが、これも同様の理由で、必ずしも学習者のことを考えたランキングになっていないこともあるので注意が必要です。つまり、「一番買ってもらいたい教材を1位にする」ということですね。
なぜわざわざこんなことを書くのか?
もちろん学習者の目線に立って、感心するくらい丁寧に解説してくれているサイトもたくさんあります。ここ1年くらいで増えているような印象がありますね。もしかすると、Googleが以前よりも内容の充実した良質なサイトを上位表示するようになってきて、それによって親切なサイトが目に触れやすくなってきたのかもしれません。
ですが、不親切さ、無責任さを感じる口コミ・レビューサイトがいまだあることも事実です。
当然ですが、他のサイトの運営者を貶めたいという意図はまったくありませんからね。
ただ、やっぱりなんかモヤモヤする。
英語の学習を頑張ろうとしている人たちに対して、これではあまりにも無責任だと感じるからです。
教材が必要な人、不要な人、自分がどちらに当たるのか、サイトから判断できなければならないはずです。
本当にその教材を手に入れるべき人が手に入れることを躊躇してしまったり、逆に、不要な人が無駄な買い物をしてしまったりということが起きていることが容易に想像できるからです。
その人にとって不必要・不向きな教材を買ったばかりに、する必要のない挫折をしてしまうことだってあり得るのです。
「独学」の定義は人それぞれです。
ここでは、スクールに通わずに、市販の教材を活用して、できるだけ自力で英語をマスターしようと頑張っている人たちのことを指すことにしましょう。
書籍などは、むしろ色々買ってみて、その中で相性が良いと感じたものをメインに取り組んでいけばいい、というのが私のスタンスです。比較的安価ですからね。
買ってみて自分に合わなくてもそれほどダメージはありません。
補助的な教材にして、あるいは単に読みモノと割り切って、参考になるところだけ広い読みすればそれなりに元は取れます。
しかし、たとえば「情報商材」形式の教材となると、同じような勧め方をすることはできません。
というのも、そうした教材は書籍と比較して大幅に値が張るものだからです。
手当たり次第購入していたのではスクールに通うのと変わらなくなってしまいます。
そして、そういうタイプの教材は、購入するまで中身を確認することができません。その上、その内容はまだまだ玉石混交ときている。
値が張る、中身が分からない。そしてまだまだ玉石混交の世界。
だから慎重に吟味して購入しなければいけません。
ということは、レビューサイトこそが正しい判断材料を提供しなくてはいけないんですよね。その責務を十分に果たしていないサイトは、英語学習者の見方とは言えないのではないかと感じてしまいます。
信用できる情報を腑腑に提供している英会話教材のレビューサイトがまだまだ少ない以上、サイトを見て教材を選ぶときにはくれぐれも慎重になってほしいと思います。
さて、あなたに意識して欲しい、大事な事がもうひとつあります。
これが一番大事な事です。何だと思いますか?
それは、あなたにとっておすすめかということです。
必ずこの視点を持ってくださいね。
大事なのは、「あなたにとっておススメなのか」慎重に見極めなくてはなりません。
カリスマ講師の授業でさえも相性が良くなければ頭に入らず身になりません。
また、あなたにとって必要のない講座であれば時間の無駄になってしまうのです。
まとめ
高額な英会話教材は、よく吟味して購入しましょう。そのためには、出来る限り複数のサイトを参考にし、十分な判断材料を提供しているサイトの情報を参考にしましょう。
そこまで分析的に英語の学習をしたことが無い人や、ハナからただ商材を買わせたいだけのサイトの情報に惑わされないようにしてください。
当サイトでは、教材レビューをメインにしたサイトではありませんが、なんらかの教材をおすすめする際には、その教材はどんな人に合うのかの判断材料、正しい使い方、継続するためのヒント、
この3つを提供できるよう心がけます。
買う必要がないと思う場合ははっきりとその旨をお伝えします。
こんな人にはこの教材が向いていると思いますよ、これはいい教材ですが、こういう人は買う必要が無いと思いますよ、というのをできるだけ詳しくお伝えして、判断材料にしてもらえるようなコンテンツ作りをしていこうと思います。
そして、繰り返しになりますが、
あなたにとって良い教材なのか?
この教材で勉強すれば自分は目標に近づき夢を叶えることができるのか?
そういうことをいつも心に留めて教材を選んでください。
自分に合った教材でできるだけ近道を通って目標を達成し英語ができる自分になりましょう。